串焼き屋ですが、赤提灯はありません。
古民家風の店内には、会話を遮らない音量でジャズが流れます。
やや控えめの照明が、お客さまの笑顔を柔らかに照らします。
 
ちょっぴり大人、だけど気取りがなくて居心地いい。
そんな空間で、
炭火串焼きや新鮮な海の幸、地酒を思い思いに味わっていただきたい。
開店から約30年、とり源の変わらぬ願いです。 

「おいしい」は丁寧な仕事から。

 
とり源の自慢は、炭火でじっくりと焼き上げる串焼き。
定番から創作メニューまで常時15種類をそろえています。
「おいしさ」の理由は丁寧な仕事から。
開店の8時間半前、毎朝9時には仕込みに取り掛かります。
新鮮な材料を手早くさばき、一本一本丁寧に串打ち。
この道40年超の職人が、
素材や部位ごとに火の通り加減を見極め、ベストなタイミングで焼き上げます。
創業から継ぎ足し継ぎ足しでうま味が増した「秘伝のたれ」でお楽しみください。
 

宮城県石巻港から毎日仕入れる魚介にも自信があります。
新鮮さはもちろん、長年の付き合いがあるこそ入手できる珍しい魚が登場することも。
郷土料理や地酒もそろえ、「宮城の実り」もお楽しみいただけます。

「あうんの呼吸」で変わらぬ味を

 
カウンターの中で黙々と手を動かす親方。
調理に集中するあまり普段は寡黙です。
職人気質の風貌もあって、一見話し掛けにくそうですが、
実はおちゃめな一面もあります。
気軽にお声掛けください。
 
東京で料理の修業を積み、故郷にとり源を構えて約30年。
2代目はまだまだ幼い孫になる予定ですので、あと30年は頑張ります！
持ち前の明るさと笑顔で公私ともに親方を支える女将、
勤務歴30年、10年と超ベテランのスタッフたち。
まさに「あうんの呼吸」で、変わらぬ味、居心地いい空間をお届けしています。

落ち着きにモダンさもプラス

 
古民家風の店内は、飴色に染まった柱や梁など古材をふんだんに使用しています。
所々に配した古い調度品やアンティーク小物は、骨董品好きな親方自らがセレクトしました。
和の落ち着きの中にモダンなテイストを加えた空間は、デートや女性客にも喜ばています。
さらに、お店に季節感をもたらすのは親方自慢の盆栽。
亡き親父から受け継いだ50、60鉢を丹精込めて育て、季節ごとに店内に飾っています。
美しい日本の四季を楽しんでいただければ幸いです。